Project Description
アウトドアやフェスが大好きな元気なおふたり。
そんなふたりは、いつも通りみんなと触れ合い、笑いながら過ごせる結婚式がしたいと願い、ふたりらしいおもてなしの形での結婚式を行いました。
Story
ご結婚式当日、満面の笑みの新婦に会えた朝。
ゲストに楽しんでほしい。
楽しく触れ合える、いつも通りの自分達でおもてなしがしたい。ずっとそう言っていたおふたり。
おふたりとの出会いは、私の親友宅で行われたハロウィンパーティにご新婦も居たことがご縁となった。
その時は、すでに会場も決めて結婚式の準備を進めているというご新婦。
お話する中で、ご準備に不安がありそうだったので、少しアドバイスをした程度で、引き続きハロウィンパーティを一緒に楽しんだ。
飲めや歌えや踊れやのハロウィンパーティの中、しばしの休憩で(いつ踊らされるかわからないパーティーのため、逃げの休憩を挟みながら過ごすw)新婦と話したり、仲間たちとの時間を楽しんだ。
その後、悩んでいることのいくつかをアドバイスさせていただいている中で、ご家族やゲストが十分に楽しんでもらえるような準備が自分達だけでできるのか、会場とのやり取りに不安もあったおふたりの気持ちが少しでも楽になるならと、私が出来る限りのサポートをさせていただくこととなった。
寡黙で男らしく優しい印象のご新郎、大きな瞳と笑顔がとても美しく印象的なご新婦、そして食べちゃいたいぐらい可愛い愛犬のギンちゃん♡
私がサポートをすることとなり、ご自宅に初めて伺ったその日から、本格的にふたり(とギンちゃん)の結婚式への日々が始まりました。
友達にいつもみたいに楽しんでほしい。
家族にも親族にもきちんとおもてなしがしたい。
ゲストのことばかり考えては、自分達らしい演出って何だろうと悩むおふたり。
でも、結婚式は特別なことをするための日じゃなくて、感謝とこれからもよろしくねを伝える日。
それはふたりが一番望んでいたこと。
準備を進める中、ふたりと過ごす中でキーワードがたくさんあって、それを演出に盛り込んでいった。
自然な形で、自分達も無理なく、みんなに楽しく過ごしてもらえる結婚式になるようなおもてなしの形が整った。
当日朝、ふたりに会うまで、これまでのご準備や前日の出来事など、私の中で色々な気持ちが駆け巡っていた。
不安と緊張の中にいるのは新郎新婦のほうだ!
私は会場側との最終確認を済ませ、ふたりの元へ。
その時に見せてくれた新婦の笑顔(redbull並みの威力)で、それまで駆け巡っていた気持ちなんて全部吹っ飛んで、このふたりとふたりの大切なゲストが最後まで幸せな時間を過ごせるようにするのが私の務めだと、翼を授けてもらった。
挙式のリハーサルを終え、いざ挙式へ。
挙式前にはふたりと私達スタッフと牧師先生で円陣を組み気合いを入れた。
牧師先生の言葉が心に響く。
ふたりは大切な人達に見守られながら夫婦となった。
披露パーティーは、流しのテーブルレイアウトにして、ゲストと目線を合わせ、近い距離で過ごせるようにして、装飾も、アウトドア派のふたりらしく、素材も色もナチュラルで自然に溶け込むような空間にした。
ウェルカムボードなど、自分達をよく知る友人達が作ってくれたアイテムが会場をさらにあたたかい雰囲気で包んでくれた。
ふたりが望んだ通り、リラックスして楽しんでくれている友人達や、安堵の表情で見守ってくれる家族がそこにいて、自分達らしい演出もみんなが笑ってくれていた。
これまでの自分とお互いを労いながら、ふたりが大切にその一時を楽しんでいるように見えた披露パーティ。
お互いがあの日に感じた気持ちを大切に、労わりあって支え合いながら、これからも幸せに暮らしてね♡
会場側とのやり取りの中で、ご準備を頑張ってきたおふたりの希望に添えないこと、当日のゲストへの対応等、至らぬところも全部ひっくるめて、ふたりが笑顔で幸せな一日だったと言ってくれたこと、最後にまさかのサプライズで泣かされたこと、おふたりと出逢えたこと、サポートできたこと、そして、ゲストとの不思議なご縁など、全て私にとってかけがえのない幸せをいただけた大切な時間でした。
ありがとうございました。