ご結婚式当日、軽井沢は晴天です!
お式の前、この教会ではおふたりの前で幸せの鐘を鳴らし神に報告を行います。
観光客の皆様からも拍手や歓声が上がりました。
お母様のベールダウンもその幸せの鐘の前で行われます。
以前、挙式中のアテンド(介添え)についてお話している時、ご新婦からこのようなお言葉がありました。
この教会にいき神父様に伝えられた思いは、「人生はスムーズに進まない。
結婚式も同様で席を立ったり座ったりする時には新郎や家族が手助けする。
人生と同じように助け合いながら結婚式を進める。
だから一般的な結婚式場とは異なり、綺麗でなく滞りがあってもよい。」とのこと。
これを聞いた自分達はその思いに共感できました。
春にこの教会で実際の挙式を拝見させていただいたのですが、確かに神父様のおっしゃる通りでした。
挙式の最後に新郎新婦が退場しますが、新婦のベールが乱れていて、でも、私にはとても美しく見えました。
このように伝えてくださったご新婦。
当日、お式ご入場の時、お父様はご新婦をしっかりと支えゆっくりと歩んで行かれました。
家族とは支え合い、助け合いながら進んで行く。
そのお言葉通りの入場時のお姿に、私は胸が熱くなりました。
お式後のお食事会の場所は、軽井沢町のはずれにある、ドメイヌ・ドゥ・ミクニさんで行いました。
ミクニの支配人様はとても信頼できる方で、おふたりのご要望にも柔軟にご対応くださいました。
さあ、おふたりとゲスト様が会場にご到着。
ご新婦は妊娠8ヶ月。
朝からのご準備やご移動でお疲れのご様子。
ベールを外し、胸元を緩め、出来る限りの事をすると少しすっきりしてきたとの事でしたが、そんなご新婦がストレッチをしていいですか?と。
少し伸びをする程度かと思ったら、びっくり!!
バレリーナのご新婦は足を真上まで上げ、骨がないのかとおもうぐらいの柔軟体操を始められて、これにはご新郎も私達も驚きと笑いに包まれました。
ご新婦の顔色もよくなり、お食事会の始まりです。
お食事会では、ミクニさんの美しく美味しいお料理が皆様の前に。
私は黒子ですので、ただじっとその料理を見つめる。笑
(事前のご試食で頂いてなかったらヨダレたれてましたよ、きっと。)
お食事の合間には、ご新婦のご家族様からの歌のプレゼントと、ご新郎のお父様からのオカリナ演奏のプレゼントもあり、大阪と群馬のご家族が一つとなったお食事会。
ミクニさんのお庭では、お子様がシャボン玉をしたりかくれんぼをして楽しみながら、おふたりのご結婚式は終始笑顔に包まれお開きとなりました。
お身体に気を付け、元気な赤ちゃんを産んでくださいねー♡
ご出産後の再会を楽しみに、そして、ご新婦のバレリーナ復活のお姿を見られる日を楽しみにしております。